あれからもう３週間

4月になってしまいましたね。
きっと少しずつは前に進んできているんだと思います。

スーパーも並ばなくても中に入れるようになりました。
ガソリンもまだまだ足りてませんが、ピークは越えたように思います。
余震の回数もかなり減りました。

でも、私の中では時間が進んでいないように感じます。

自宅はほとんど被害がありません。
今は電気も水もガスも復旧しています。
ただ見れば今までと変わらない生活。

でも何かが違うんです。
その何かが分からないまま、ただ過ぎていく毎日。

津波の被害は本当に大きいようです。
もちろんテレビでも何度も流れてるし、ここから車で少し走ればその場所へも行けます。
でも現場にはどうしても足が向きません。
映像で見るのと実際目にするのは全く違うようです。

どこか映画の中にでもいるような、そんな感覚。
早く目が覚めてほしいと、そう思わずにはいられません。
実際、祖父の家は沿岸部にありまだ行方不明です。
私の友人たちは安否確認できましたが、その身内の方で行方不明のままの人もたくさんいます。

それが一体何なのか、頭が働きません。

地球がちょっと揺れただけで人は対処できない。
それだけ人は地球単位で見ればひどく小さいんだなと思わざるを得ません。
それでも生きているのだから、頑張らねば。

早く、元気に。